nuits.jp blog

C#, Xamarin, WPFを中心に書いています。Microsoft MVP for Development Technologies。

Xamarin for Visual Studioの最小インストールサイズを調べてみた

なんだかXamarin、インストールに必要な領域がでかいと言う話が出歩いてるので、実際のところどの程度かかるのか調べてみた。
Visual Studioインストーラで表示される数字は、Xamarinのビルド時にダウンロードされる奴が入っていないと思うんですよね。
という訳で、インストールして実測してみました。

結論から言いますと

合計:18.3G + 開発対象のアプリの使用量

くらいが最小になりそうです。
開発アプリの使用量ですが、一応目安としては以下のような感じでした。
ただし、ビルドはAndroidしかしていません。

  • Xamarin.Formsブランクプロジェクトのビルド後:120M程度
  • Evolveアプリのビルド後:360M程度

Evolveアプリはビルドエラーが残ったままだし、Androidしかビルドしていないし、実際にはまだまだ大きな子に育ちそうです。
とはいえ、これらが1Gになるってことも無いでしょう。

ちなみに18.3Gの明細は以下の通りです。

項目 サイズ
Visual Studio 2015 Update 2 最小インストール 5.8G
Xamarin もろもろ最小インストール 9.6G
Xamarin.Formsビルド後の増分 2.9G

インストーラで選んだオプションは以下の通りです。

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ポイントは、UWP・Windows8.1・Windows Phone8.1・Web Developer Toolsを外している点です。
AndroidiOSだけ作れればいいんだよ!って人向けです。
ただ、Android SDKは、API Lv 19, 21, 23 のSDK Toolsしか入れていません。

ちなみに、「Xamarin もろもろ最小インストール」の9.6Gの内訳ですが以下のような感じです。

項目 サイズ
C:\Program Files (x86)\Java 以下 0.3G
C:\Users\ユーザー\AppData\Local\Android 0.8G
その他 8.5G

やっぱXamarinでかいなw

とはいえ、最低45Gというのは、ちょっと言い過ぎかなぁと思いました。 まる