さて、今回こそはやっとHello, World.というか、Mobile Appsのサンプルアプリ動かしますよ!
手順的には以下の通り進めます。
1. Mobile Appsへサーバーサイドモジュールの配備
2. クライアントモジュールのビルド
3. Androidエミュレーターの起動
4. クライアントモジュールの実行
ただ、本当はXamarinはす無料のスターターライセンスで行きたかったのですが、ソースの分量制限でトライアルを利用する事になってしまいました。
事前調査不足が否めませんね。
ちょっと0円で〜と言うタイトルが、看板に偽りとまでは言いませんが、微妙な気分になって来ました…
まあ仕方が無いので、はりきって行ってみましょう~。
1.Mobile Appsへサーバーサイドモジュールの配備
さて、本連載の第3回で、二つのzipファイルをダウンロードしました。
ダウンロードした2つのファイルの内、「アプリケーション名_Runtime.zip」が、サーバーサイドモジュールになります。
上記ファイルを解凍して、その中の「アプリケーション名.sln」ファイルをVisual Studioで開いてください。
Visual Studio起動時に、初回はMicrosoftアカウントを入力する必要がありますが、Azureに登録したのと同じアカウントを入力してください。
起動したら以下の画面でひとまずビルドしてください。
ビルドすると、NuGetから必要なパッケージを自動的にダウンロードしてきて、ダウンロードの完了後にコンパイルが実行されます。
コンパイルが終わったら次はいよいよAzure上へ公開です。
上図の通り「アプリケーション名Service」プロジェクトを右クリック、「公開」を選択します。
つづいて「Microsoft Azure App Service(A)」を選択します。
AzureにログインしたアカウントでVisual Studioにもログインしていれば、作成したMobile Appが表示されていると思います。
該当のMobile Appを選択し「OK」を押下してください。
続いて、Mobile Appをデプロイするサーバーと動作させる設定情報画面が開きます。
ここではすべての値がデフォルトで設定されているはずです。
念のため「接続の検証」を押下して、問題なく接続できたら、そのまま「発行」ボタンを押下してください。
しばらくして以下の画面がブラウザで開かれたら、サーバーモジュールの配備は完了です。
2.クライアントモジュールのビルド
では引き続き、クライアントモジュールのビルドに入ります。
まずはXamarinを起動してください。
起動後、右上の「Log In」をクリックし、Xamarinのアカウントでログインしてください。
まだXamarinのアカウントを未登録の場合、登録後にログインをお願いします。
ログインすると、右上にアカウント名が表示されます。
その左側に「Start Trial」がありますので、それを押下してトライアルライセンスを有効にしてください。
有効になれば次のように表示されます。
では、ビルドの準備に入ります。
事前にダウンロードした「アプリケーション名_Xamarin_Forms.zip」を回答し、「アプリケーション名.sln」をXamarin Studioで開いてください。
開いたら上図のとおり、「ビルド」から「全てビルド」をクリックします。
初回のビルドには、必要なモジュールのダウンロードが含まれるため、だいぶ時間がかかります。
そこで
上図の赤丸の部分をクリックすることで、進捗が確認できるのでしばらくお待ちください。
相変わらずgoogleのダウンロードサイトが遅すぎる。。。
無事ビルドが完了しましたか?
では続いて実行するために、Androidのエミュレーターを起動します。
3.Androidエミュレーターの起動
続いて、Androidのエミュレーターを起動します。
「Visual Studio Emulator for Android」をメニューから起動してください。
今回はとりあえず5''KitKatを起動してください。
初回起動時は以下のダイアログがでたり、エラーが発生したりするかもしれませんが、何度かOSを再起動とかしてると起動できるようになると思います。
適当ですいません。。。
起動が始まると、Windows Phoneがどうたら寝ぼけたことが表示されますが、ちゃんとAndroidが起動するのでしばらくそのまま待機してください。
起動が成功すると次のように表示されます。
このままだと画面にロックがかかっているため、鍵アイコンをクリックしてスライドしてロック解除してください。
こんな感じから
こうなればロック解除です。
では、いよいよ実行しましょう。
4.クライアントモジュールの実行
では起動します。
「アプリケーション名.Droid」を右クリックし「アプリケーションを選択して開く」->「VS Emulator 5''KitKat~」を選択してください。
しばらくすると以下のようにエミュレーター上で実行されるはずです。
さいごに
とりあえず起動できましたね。
やっとここまできました。
長かった~。
なお連載はまだもう少し続きます。
次回はもう少し動きや作りを見ていこうと思います。
それではまた!