nuits.jp blog

C#, Xamarin, WPFを中心に書いています。Microsoft MVP for Development Technologies。

XamarinでAndroid SDKがVisual Studioに紐づけられない人へ

何らかの理由で、Xamarin for Visual StudioAndroid SDKを紐づけられず、はまっている方がいらっしゃるようです。
原因がここで記載しているだけとは限りませんが、解消できたケースがありましたので報告しておきます。

そもそもAndroid SDKはインストールされていますか?

分からない方は、Visual Studioインストーラを再度起動してみて、「変更」ボタンを押してください。
下図のように、Android SDKにチェックが付いていれば第一関門突破です。

f:id:nuitsjp:20160406192929p:plain

ついていない場合、チェックを付けてインストールすればよいのですが、Android SDKがインストールされていないとなると、他にもインストールされていない可能性がありますので、以下のサイトを参考に、見直してみてください。

ytabuchi.hatenablog.com

Android SDKは入っているが、Visual Studioで設定しようとするとエラーになる

「Cannot find adb.exe in specified SDK path:」というエラーメッセージであれば対処方法がわかります。
以下の画面です。

f:id:nuitsjp:20160406170812p:plain

これ以外の理由でうまくいかない方、もしよかったらTwitternuits.jp (@nuits_jp) | Twitterまでスクリーンショットとメッセージを送ってください。
何か分かるかもしれません。

仮に上記エラーだとして、以下に対策を記載します。

Androidの開発をする場合、多数のパッケージをインストールする必要がありますが、その内の一つ、「Android SDK Platform-tools」がインストールされていない場合に発生します。

まずはVisual Studioを起動してください。

f:id:nuitsjp:20160406171505p:plain

その上で、「ツール」->「Android」->「Android SDK Manager」をクリックしてください。
すると以下のような画面が開きます。

f:id:nuitsjp:20160406171543p:plain

ここで、必要なものを選択していきます。
ここで注意点があります。
Android SDK Platform-toolsが入っていないと言うことは、他にも必要なパッケージが含まれていない可能性が高いです。
上記画面で、以下が全てInstalledとなっているか、確認してください。
もしかしたら過不足があるかもしれませんが、XamarinネイティブおよびForms双方でデバック実行できるところまでは確認してあります。

これをインストールしたのちに、Visual Studioから「ツール」->「オプション」を開き、下図の「No Android SDK found」の右の「Change」を押下して、Android SDKのインストールフォルダを指定してください。

以上です。
良いXamarinライフを!