何らかの理由で、Xamarin for Visual StudioでAndroid SDKを紐づけられず、はまっている方がいらっしゃるようです。
原因がここで記載しているだけとは限りませんが、解消できたケースがありましたので報告しておきます。
そもそもAndroid SDKはインストールされていますか?
分からない方は、Visual Studioのインストーラを再度起動してみて、「変更」ボタンを押してください。
下図のように、Android SDKにチェックが付いていれば第一関門突破です。
ついていない場合、チェックを付けてインストールすればよいのですが、Android SDKがインストールされていないとなると、他にもインストールされていない可能性がありますので、以下のサイトを参考に、見直してみてください。
Android SDKは入っているが、Visual Studioで設定しようとするとエラーになる
「Cannot find adb.exe in specified SDK path:」というエラーメッセージであれば対処方法がわかります。
以下の画面です。
これ以外の理由でうまくいかない方、もしよかったらTwitterでnuits.jp (@nuits_jp) | Twitterまでスクリーンショットとメッセージを送ってください。
何か分かるかもしれません。
仮に上記エラーだとして、以下に対策を記載します。
Androidの開発をする場合、多数のパッケージをインストールする必要がありますが、その内の一つ、「Android SDK Platform-tools」がインストールされていない場合に発生します。
まずはVisual Studioを起動してください。
その上で、「ツール」->「Android」->「Android SDK Manager」をクリックしてください。
すると以下のような画面が開きます。
ここで、必要なものを選択していきます。
ここで注意点があります。
Android SDK Platform-toolsが入っていないと言うことは、他にも必要なパッケージが含まれていない可能性が高いです。
上記画面で、以下が全てInstalledとなっているか、確認してください。
もしかしたら過不足があるかもしれませんが、XamarinネイティブおよびForms双方でデバック実行できるところまでは確認してあります。
- Tools
- Android 6.0(API 23)
- SDK Platform
- Android 5.1.1(API 22)
- SDK Platform
- Android 5.0.1(API 21)
- SDK Platform
- Android 4.4.2(API 19)
- SDK Platform
- Android 4.1.2(API 16)
- SDK Platform
- Android 5.0.3(API 15)
- SDK Platform
- Extras
- Android Support Library
これをインストールしたのちに、Visual Studioから「ツール」->「オプション」を開き、下図の「No Android SDK found」の右の「Change」を押下して、Android SDKのインストールフォルダを指定してください。
以上です。
良いXamarinライフを!