本エントリーでは次の点を整理したいと思います。
- ServiceLocatorパターンとは何か?
- Dependency Injection(以降DI)パターンとは何か?
- DI Containerとは何か?
- これらを使うと何がうれしいのか?
- ServiceLocatorとDI何が違うのか?
- ServiceLocatorとDIどちらを使うべきか?
本エントリーでは次の点を整理したいと思います。
システムやアプリケーションを構築していると、様々なパターンのオブジェクトの生成~消滅に遭遇します。
私は常々、オブジェクトの生成~消滅までのライフタイムは、いくつかのパターンに分類できると考えてきました。そのパターンはユーザーインターフェースのアーキテクチャが異なっても、概ね類似したパターンの内に収束すると考えています。スマートデバイスのネイティブ実装でも、Windowsアプリでも、Webアプリでも、です。
そこで改めてオブジェクトの生成~消滅までのライフタイム パターンをまとめ、その留意点や基本原則について、自分の経験に基づいて整理してみました。異論・反論もちろんあると思います。きっとそれは本エントリーを洗練化する一助になると思いますので、ぜひコメントなりTwitter(@nuits_jp) なりにご意見ください。
なお本エントリーのライフタイムの名称は完全に(もしくは一部は)オレオレ用語で一般的な概念とは限りませんので、取り扱いにご注意ください。
続きを読む本エントリーではPrism6.3で新たに追加された機能をいくつか紹介します。
Prism 6.3のXamarin.Forms向けで最も大きな変更があったのが画面遷移関連です。
機能追加もありますし、注意が必要な破壊的変更もあります。
Prism 6.3がリリースされてからすでに2カ月。書こう書こうと思っていたのですが、後回しにしまくっていたのでここに変更点をまとめます。
for Xamarin.Formsの範囲が対象となります。
と、言っておきながら、本エントリーではWPFおよびUWPとも共通のPrism.Coreの変更点です。
なお変更点の詳細は、次の記事と実際のソースの変更に基づいています。
http://brianlagunas.com/prism-6-3-release/
https://github.com/PrismLibrary/Prism/wiki/Release-Notes-6.3.0
.NETには、例えばinternalなクラスやメソッドのUnitTestをUnitTestプロジェクトから呼び出す仕組みとして、「InternalsVisibleTo」という属性があります。
従来の.NET Frameworkプロジェクトでは、プロジェクト作成時にPropertiesの下にAssemblyInfo.csが作成されその中に定義する方法が一般的でした。
しかし、.NET StandardにはAssemblyInfo.csが存在しません。
ここでは.NET StandardプロジェクトでInternalsVisibleToを設定する方法を紹介します。
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