nuits.jp blog

C#, Xamarin, WPFを中心に書いています。Microsoft MVP for Development Technologies。

私がXamarinを選びたい理由

よくよく考えたら、私1個もXamarinアプリを完成させたことないので、初心者だと思います。

てことで本エントリーは[初心者さん・学生さん大歓迎!] Xamarin その2 Advent Calendar 2016 - Qiitaの12月13日分になります。
明日はmuak_xさんです。よろしくお願いします!

なお、本エントリーは「私がXamarinを選びたい理由」ということで、あまり技術的な話ではないです。ポエムです!ポエム!

さて、個人の趣味は別として、私が仕事で使いたい一番の理由は実のところ

「スマートデバイスのクロスプラットフォーム開発環境」としてのXamarin

にはありません。

一般向けの「Xamarinはいいぞ!」はさておき、自分自身がなぜXamarinにフォーカスしたいのか?自分の都合を書いてみたいと思います。
泥臭い話になりますが、たまにはそういうのも良いかと思い書いてみました。

なお本エントリーはあくまで個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。

それではいってみましょう!

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Xamarin.FormsでOnSleep・OnResumeをViewModelでハンドルする

またもteratailネタですが、せっかくサンプル作ったのでこっちにも残していきます。
ちなみに、Prism for Xamarin.Formsの6.3で同様(同じ?)機能が盛り込まれる予定です。

したがって、それ以降はそちらをご利用頂いた方が良いと思います。
また、クロスプラットフォームのライフサイクル管理は、これだけでは管理の難しい課題が多数存在するようです。 例えばこちらとか tamafuyou.hatenablog.com

用法用量にはご注意ください。

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Prism for Xamarin.Formsの画面遷移 10のベストプラクティス

本エントリーは Xamarin Advent Calendar 2016 (その1)5日目のエントリーです。

さてこれまで何度かPrismを利用する場合の画面遷移について記述してきました。

これらを踏まえていろいろ考え悩んだ結果、たどり着いたベストプラクティスを紹介したいと思います。
あと、その過程でPrism for Xamarin.Formsの拡張ライブラリを作ってNuGetに公開してみました。

www.nuget.org

まだPreview版で破壊的変更を想定していますが、画面遷移フレームワークの一つのヒントにはなると思いますので、ご紹介したいと思います。

と言う訳で、本エントリーの主な内容は以下の通りです。

  • Prism for Xamarin.Formsで画面遷移する際のベストプラクティスと、その解説
  • ベストプラクティスの具体的な実装例の紹介

なお、目次がちょっと引くレベルで長いです。

Prism for Xamarin.Formsの画面遷移 10のベストプラクティス」の章だけであれば一目で読み終えられるので、こちらはぜひ目を通して頂けたらと思います。
それで興味を持っていただけたら、実装例や詳細解説をご覧ください。

それでは早速いってみましょう!

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【Prism for Xamarin.Forms】Type Safe Navigation潔癖症パターン

ちょっと前に、Prism for Xamarin.FormsにおけるViewModel Firstによる画面遷移をご紹介しました。

www.nuits.jp

ただこの例には二つの気になる点(悪い点というわけでもない)がありました。

  1. ViewModelが別のViewModelにクラスの参照のみであるが発生している
  2. DeepLinkは結局文字列依存

という訳で、これらを解決する方法を考えてみました。

考えてみたんですけど、ぶっちゃけやり過ぎだと思います。
という訳でタイトルも「Type Safe Navigation潔癖症パターン」にしてみました。
しかもこの方法、結局 「画面遷移間のパラメーターキーをどこに定義すべきか」 という課題が積み残されていて、これを解決しようとするとさらにやり過ぎレベルがアップします。

私自身がベストと考える方法は別にありますが、まずは、やややり過ぎのアンチパターンとして公開しておこうと思います。

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【完全無料】Azure SQL Databaseを設定する

本エントリーは連載「Xamarin公式サンプルをAzure連携して使う」のAzure SQL Databaseの初期設定回です。
連載の目次は以下にありますので良かったらご覧ください。
Xamarin公式サンプルをAzure連携して使う はじめに&目次

SQL Databaseは単独で作成しようとした場合、無料プランが選べません。
Mobile Appのクイックスタートから(Web Appも?)から作成した時だけ選べるため、注意が必要です。
このため、まだMobile Appが未作成の場合、前回を参考にMobile Appを作成してください。

それでは始めましょう!

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【完全無料】Azure Mobile Appsを設定する

本エントリーは連載「Xamarin公式サンプルをAzure連携して使う」のAzure Mobile Appsの初期設定回です。
連載の目次は以下にありますので良かったらご覧ください。
Xamarin公式サンプルをAzure連携して使う はじめに&目次

今回は普通にAzure Mobile Appsを作成するだけなので、Mobile Appsを利用したことがある人は読み飛ばして次へ進んでください。
なお前提として、Azureのアカウント開設は済んでいるものとします。
それでは早速行きたいと思います。

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【完全無料】Xamarin公式サンプルをAzure連携して遊ぼう はじめに&目次

ちょっと前にちょまどさんが公式から提供された新しいサンプルアプリを紹介されていました。

これまで、Azureのクイックスタートで提供されているアプリケーションはシンプル過ぎましたが、それに比較するとリッチなので具体的なサンプルとして面白いです。
そして中身もそれなりに設計されているため、非常に参考になります。
というわけで、具体的な使い方と解説を連載記事にしてみたいと思います。
なお 完全に無料 でお試しできます。
これまでAzureを敬遠されていた方もこれを期に触って見てはいかがでしょうか?

とりあえず今のところは、以下を予定しています。

  1. Azure初期設定
    1. Mobile Apps
    2. SQL Database
  2. アプリケーションのビルドと実行
  3. 内部解説
  4. 認証機能の組み込み
  5. Prism for Xamarin.Formsへの

そのあと、GitHubとVSTSの連携にも繋げられたらいいな?

なお本連載は、次の前提条件に則っています。

前提条件

  • Azureのアカウントが作成済みであること
    (アカウント作成にクレジットカードの入力が必要ですが今回の範囲であれば完全に無料です)
  • XamarinとAzure SDKがセットアップされたVisual Studio for Win環境が構築済みであること
    (Macでも可能だと思いますが今回はWindows前提で進めます)

それでは早速準備に入りましょう!

www.nuits.jp